国内のセキュリティ機関より注意喚起が出ています
WPA2 に関して深刻な脆弱性があることが先日広く公開されました。
この脆弱性を悪用すると無線LAN機器と端末の間での通信が
盗み見される可能性があります。
ただ前提となる条件が複数あり、まずこの無線LAN機器の近くに
攻撃者が物理的に居ることが必要なため通常ご家庭で利用されている
ユーザーのみなさんは今すぐ慌てる必要はありません。
とはいえそのままにしておくことは賢明ではありません。
落ち着いて必要な対策をとるようにしてください。
対策としてはスマートフォンやタブレット、パソコン、ウェブカメラなどの
ご家庭で利用しているネットにつながる機器を最新の状態にするようにしてください。
Windowsをご利用の方はすでにマイクロソフトより対応済みのアップデートが
配信されているので、最新の状態にしていれば問題はありません。
対策とその他の回避策
- ネットにつながる機器のアップデート
- httpsのサイトを利用する
- VPNを利用する
- 有線LANを利用する
面倒かもしれませんがこの機会にご家庭で利用している機器の状態を
確認しておくと安心できますね。
参考情報
WPA2 における複数の脆弱性について(IPA)
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20171017_WPA2.html
無線LAN:深刻な欠陥 メールを盗み見される危険 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20171018/k00/00m/040/126000c
2017/10/19