子どもとメディア関東
事務局長
矢野 さと子 様

 子どもとメディア関東のメンバーは元小学校教諭、大学職員、乳幼児・児童生徒・青年の居場所の提供者、保健師、おもちゃ・遊びやメディアに関する啓発者等です。それぞれが立場を活かしながら子どもの健やかな成長と楽しい子育てを願い活動しています。
 発足のきっかけは、NPO子どもとメディア(福岡)の全国フォーラムで2年に1度会っていたメンバー同士が関東でも仲間を増やせたらとの思いからです。メンバーの住まいが埼玉や茨城、東京と点在していたことから「子どもとメディア『関東』」という名称で2012年に発足しました。会としての主な活動は学習・交流会と情報交換ですが、学習・交流会は今年18回を迎え、多くの方々と出会う機会となり、活動の幅が広がったと感謝しています。「ネット健康問題啓発者養成全国協議会」の構成団体となったことでさらにたくさんの方々とご縁をいただいています。
 そして、この間乳幼児のメディアの接触と生活についての実態調査アンケートを2度取り組みました。1度目は2016年6~10月茨城県内の4つの自治体のご協力を得て1歳6ヶ月児と3歳児の保護者対象に健診時での取り組みです(有効回答数:1182)。この調査はGrafsecさんの助成事業で、その集計結果を茨城県保健福祉部(当時)に報告し、翌年にはGrafsecさんの再度の助成事業として開催した学習・交流会(「テーマ:乳幼児期の発達と睡眠の重要性」)で披露しました。アンケート調査結果を示しながらの参加呼びかけに茨城県内から多くの保育士や保健師が参加くださいました。
 2度目のアンケート調査は2020年11月東京都内のある区内全保育園保護者を対象の取り組みです(有効回答数:1492)。アンケート調査を実施することで保護者の関心事柄やもっと啓発しなければならない事柄を把握でき、講演に活かしています。
 私事で恐縮ですが、住み慣れた茨城県を離れて8年になります。広島県、東京都、そして今年3月には岡山県に転居してきました。
 コロナ禍以前はネット会議システムが普及していなかったため、広島に転居した際はメディアの活動は休止状態となってしまいました。その後関東に戻り再びの転居で岡山に参りましたが、ネット会議システムの普及により今までの活動を継続できています。
 また、ネット開催による学習・交流会では全国各地から参加いただけています。
 今後も子どもが健やかに育つために、又保護者が少しでも「子育てが楽しく」「楽になる」ための学習・交流会を開催し、多くの方とつながっていければと願っております。

執筆者プロフィール

矢野 さと子 様
子どもとメディア関東 事務局長

3人の子育て中にメディアの過剰接触による子どもの心身への影響を知り啓発活動を始める。
現在の所属は、子どもとメディア関東(事務局長)、健康問題啓発者養成全国協議会〔以下THInet〕 (教材開発委員・公式インストラクター)、ネットリスク教育研究会(専門研究委員)、NPO子どもとメディア(公式インストラクター)。
講演活動は、保育士・看護師対象研修会、幼保・小中学校保護者学習会、児童生徒対象授業、THInet認定インストラクター養成講座 など。

2022/08/10

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