横浜銀行をかたるフィッシングメールが出回っています。
件名を『横浜銀行より大切なお知らせです』などとし、システムの安全性の更新のため登録をしないと口座が凍結するかのような内容で、メール内のリンクをクリックするとフィッシングサイトに飛ばされます。本物そっくりのログイン画面が表示されログインをうながされますが、本物のサイトを丸ごとコピーして作っているケースが多いため、画面だけでは本物と区別がつきません。
このようなフィッシングサイトにてアカウント情報 (契約番号やログインパスワードなど)を絶対に入力しないように注意してください。
現在まだこのサイトは稼働中で、JPCERT/CCが調査を依頼中です。今後、類似のフィッシングサイトが公開される恐れがありますので引き続き注意してください。
[緊急情報] 横浜銀行をかたるフィッシング (2015/12/03)
URL :https://www.antiphishing.jp/news/alert/_boy20151203.html
※リンクをクリックするとフィッシング対策協議会のサイトが別ウインドウで開きます。
[参考情報]【重要】不審なメールにご注意ください。(横浜銀行)
URL:http://www.boy.co.jp/news/emergency/1221873_1934.html
※リンクをクリックすると横浜銀行のお知らせサイトが別ウインドウで開きます。
パスワードを入力してしまったかも!?
パスワードの変更をしましょう。
最新の状態にしたウイルス対策ソフトでウイルスチェックもお忘れなく。
参考情報
横浜銀行の公式サイトに個人向けインターネットバンキング・モバイルバンキングのお取り引きで
被害にあわれた場合のお問い合わせ『ハローサービス』(通話料無料)の電話番号が掲載されています。
まず銀行にお問い合わせください。
金融犯罪にご注意ください(横浜銀行の公式サイト)
http://www.boy.co.jp/attention/index.html
SPREAD情報セキュリティサポーターの方へ
危ないから使わない方がいいよ、ではなく、安心して安全にITを活用できる方法をできるだけ一緒に考えていきましょう!
では、ネットバンキングのフィッシング詐欺をどうやったら防げるか?まず簡単にはじめられることとして、公式サイトをブックマーク(お気に入り)にいれること。ネットバンキングする際は必ずブックマークからと決めていれば、まずメールによるフィッシングにはひっかからずにすみますね。セキュリティなんて難しくてわからない、という方にはこうしたメッセージやメールからくるお知らせのリンク先には行かない、というのが一番簡単な対策です。
セキュリティ対策ソフトにはあやしいサイトへのアクセスをブロックする機能をもつものもありますので、ぜひ活用してください。頻繁にお金のやり取りを行うのであれば、パソコンだけでなく、スマホにもセキュリティ対策アプリをインストールするか、最初から複数のデバイス(PC、タブレット、スマホ等)に使う事ができるセキュリティ対策ソフトを使うことをおすすめします。実際にこういったフィッシング詐欺による不正出金の被害がおきていることを考えると、『自分はだまされない』と過信しないようにしたいですね。
もしパスワードを入力してしまったら?ご自身で対応できる場合は、まずパスワードの変更、銀行へ電話、そしてウイルスチェックを!(簡易スキャンではなく時間はかかるけどフルスキャンです!)サポーターの方は、よく使うサービスの公式サイトをブックマークする設定をお手伝いしてあげるのといいと思います。
ログインはメールのリンクではなく、必ずブックマークからという簡単な習慣付けが、実はサイバー犯罪対策に役立つように、何に気をつけたらいいのかを伝える相手にあわせて『具体的に』アドバイスしてあげるとポイント高いです!