フィッシング対策協議会の緊急情報をお知らせします。
楽天銀行をかたるフィッシングメールが出回っています。
こんにちは!で始まるフィッシングメールです。ネットショップサーバーに個人情報が不正取得されたなどとして、、安全のためシステムの更新をしたので認証しないと口座が凍結される、と思わせる文章になっています。実際にはメール内のリンクをクリックするとフィッシングサイトに飛ばされ、ユーザーIDとログインパスワードの入力画面が表示されます。フィッシングサイトですので、ログインするとそのIDとパスワードが盗まれることになります。本物のサイトを丸ごとコピーして作っているケースが多いため、画面だけでは本物と区別がつきません。
このようなフィッシングサイトにてアカウント情報(ユーザーID、ログインパスワードなど)を入力しないように注意してください。
2016/1/4現在まだこのサイトは稼働中で、JPCERT/CCが調査を依頼中です。今後、類似のフィッシングサイトが公開される恐れがありますので引き続き注意してください。
[緊急情報] 楽天銀行をかたるフィッシング (2016/01/04)
URL :https://www.antiphishing.jp/news/alert/_rakutenbank20160104.html
※リンクをクリックするとフィッシング対策協議会のサイトが別ウインドウで開きます。
パスワードを入力してしまったかも!?
パスワードの変更をしましょう。
最新の状態にしたウイルス対策ソフトでウイルスチェックもお忘れなく。
参考情報
http://www.rakuten-bank.co.jp/info/2015/151222.html
楽天銀行の公式サイトにキャッシュカード悪用、不正ログイン・不正出金、
振り込め詐欺被害等に関する連絡先(通話料無料・有料)の電話番号が掲載されています。
まず銀行にお問い合わせください。
振り込め詐欺被害等に関するご連絡(楽天銀行)
http://www.rakuten-bank.co.jp/support/contact/howto/crime.html
SPREAD情報セキュリティサポーターの方へ
昔はURLから見分けられるサイトも多かったですが、最近は本物と空目するようなURLも多いですし、表示を偽装されたらもうお手上げです。本物は『アドレスバーの色が緑(楽天銀行』です!と言われてもそれを偽装するようなものが出てきたら?と気にしだしたらキリがありません。毎回何に注意すればいいのか、何を覚えていないといけないのか、どこを気をつけるのか?難しいからもういいよ!となってしまわないために、『習慣』付けを利用しましょう。
1)銀行からきたメールの中のURLはクリックしないという習慣をつける。
2)インターネットバンキングをするときは必ずブックマークした公式サイトから。
こんな風に決めてそれを習慣づけることでフィッシングにひっかかることは減るはずです。できない対策を並べるのではなく簡単にはじめられることから紹介していけるようにしたいですね。