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第1回
SPREADサポーターズ・ミーティング2015
実施報告レポート

日時:2015年3月7日(土) 10:00~17:00
会場:大手町ファーストスクエアカンファレンス
主催:SPREADセキュリティ対策推進協議会

講演1 「インターネット上の人権・誹謗中傷を受けた時の対処法」 スマイリーキクチ氏

スマイリーキクチさんより、ご自身の実際の経験を基にした体験談・対処方法を具体的に話していただき、参加者全員が食い入るように受講されていました。

ネット社会黎明期でまだモラルマナーが浸透していなかった時代に起こったスマイリーキクチさんの事件は、いつ誰にでも起こり得る事件だと思いました。
その為か、受講者のみなさんはまるで自分自身のことのように聴講されており、中でも、芸能人としてのスマイリーキクチさんのファンの方は、本人にお会いできたことに対する深い感銘と、事件に対する憤りをあらわにされておりました。

講義も終盤になり熱を帯びてきたところで、質問タイム!
具体的な質問やファンとしての意見の交換もみられとても有意義な時間となりました。

スマイリーキクチさんはとても気さくのお人柄で最後の懇親会の場でもたくさんの人の輪を作っておられました。

【SSM2015実行委員 平本周一郎(ユニティ・ソフト株式会社)】

ハンズオンワークショップ

ハンズオンワークショップは、参加者を4~5名のグループに分け、グループごとにパソコンの相談でよくあるトラブルの解決を行いました。今回は、グループごとに対応の早さを競い合うのではなく、グループ内で担当を決めて、協力して対応するようにしました。

内容は、相談者からトラブルが起きているパソコンをもってきて相談者へヒアリング、原因調査、復旧方法の確認、復旧作業、復旧確認を行いました。ハンズオンワークショップ中は、参加者全員がトラブル対応に集中しており、ほとんどのグループが予想よりもかなり早くトラブルを解決していました。

また、トラブルを解決するだけではなく、最後にグループごとに相談者へ再発防止のアドバイスを考えました。同じトラブルを対応していたにも関わらず、アドバイスがグループごとに若干異なる内容でしたので、色々な考えが発表されました。今後のサポート活動に活用できる有益な情報が参加者同士で共有されたと思います。

【SSM2015実行委員 小倉 大(SPREAD情報セキュリティサポーター)】

講演2 「 ネットトラブルの現状と対応について」 七條 麻衣子 氏

ハンズオンに続き、七條麻衣子さんから、実際に相談を受け対応されたご経験を基にネットトラブルの現状と対応についてお話をいただきました。
性別や年齢による相談内容の違いや最近の傾向など、実例や統計データとともに解説されるお話から、現場のご苦労が伝わりました。

情報発信にまつわるトラブルについては、油断していると自分がトラブルの元を作ってしまうこともある現在の状況について、参加者も熱心に聞き入っていました。

質疑では、「インターネットの普及でネットトラブルは今後も増えていくと予想される中、私たちはどう対応していくべきでしょうか?」という質問に、「それでも、私たちは手を差し伸べていくしかありません。」という力強い言葉をいただき、私たちサポーターも、「置き去りにしないサポートのために何ができるか?」を考え続けて行かなければならないと思いました。

【SSM2015実行委員 貴島純子(SOC株式会社/SOC IT SCHOOL)】

ディスカッション

グループディスカッションは、総仕上げ的にサポーターズ・ミーティング最後のセッションとして実施しました。

4~5名のグループに別れ、おもに
・最近よく聞くトラブルって何?
・サポーターとして困っている事、トラブルってある?
・サポート活動してる?活動の場はある?

という3点についてディスカッションを行いました。最後のセッションと言う事もあり、参加者どうしも打ちとけ、活発に意見交換がされました。また見学されていたスポンサー、SPREAD正会員企業の方も飛び入りで参加、様々な視点でディスカッションが進められました。

やはり、同じサポーター同士。「最近は、気づかずにインストールしてしまうソフトが…」「架空請求が…」と言う話しに「そうそう」と共感の声が挙がっていました。

ディスカッションの後は、グループごとに話合った内容・意見を発表して共有。 サポーター共通の悩みや成功事例を共有できた事はもちろん、一般枠で参加された方からも、「サポーターに興味を持った」「サポーターになってみたい」という声も聞かれ、サポーターズ・ミーティングの最後を締めくくる素敵な時間になりました。

【SSM2015実行委員 淵上真一(国際電子ビジネス専門学校)】

SPREAD的 気になるニュース

気になるニュースでは、2014年に一般のニュースでも取りあげられた情報セキュリティに関する出来事の中から、
・なにがあったの?
・どうしてこうなった?
・どうすればいいの?

という、3つ観点を使って情報セキュリティサポーターの皆さんが、サポートをするユーザーの皆さんに簡単に説明ができる様に、なるべく専門用語を使わずに解説した冊子を配布させていただきました。

休憩時間中に中身を読んで頂いている方もいらっしゃいました。
中には、この冊子で勉強会が1回開催できますね等の感想も頂きました。

サポーターの皆さんの日頃の活動の中で利用した感想などのフィードバックをいただき、毎年、サポーターの皆さんに気になるニュースをお届けできるようになれば良いと思います。

【SSM2015実行委員 斯波 彰(NTTコムセキュリティ株式会社)】

実行委員会まとめ

今回、私はスタッフとして参加させていただきました。ですので、休日の割には早起きで早起きが苦手な私としては正直なかなかの高さのハードルだなと思いながらの参加でした。

スマイリーキクチさんの「インターネット上の人権・誹謗中傷を受けた時の対処法」は実体験に基づいたお話でかなり過去に起きたお話ではあるのですがSNSが普及し、多くの人がインターネットと関わり合いを持つ今でも古くて新しい話題でした。初めはPCでメモをしていたのですがあまりに引き込まれ途中でPCを閉じて話を聞き入ってしまいました。明日は我が身。無関心でも無関係ではない。正義とは何か。正確な情報伝達の重要性を再認識できました。

七條麻衣子さんの「ネットトラブルの現状と対応について」も今、現場で起きている身近なネットトラブルのお話で普段、見聞きして知っているつもりの内容でしたが生の声を聞かせてもらうことができ、より身近で切迫した状況であることが分かりました。インターネットもリアルの生活の延長、一部であることを忘れてはいけない。そして、1人1人が注意し、思いやりをもって使わないといけない道具であると強く感じることができました。

ハンズオンワークショップではよくあるコンピュータのトラブルをもとに模擬環境を用いてサポータの皆さんが解決を行うというもの。とても実践的で解決方法も様々なアプローチがあり、それを共有できることは勉強になると同時にみんな1人じゃないんだ。私だけじゃないんだ。と感じるのことのできるとても貴重な場だったと思います。サポーターの方々とのディスカッションも盛り上がり、皆さんの悩みや疑問を交換している姿はとても真剣で普段セキュリティを仕事にしている私も襟を正さなければと思うことのできた1日でした。皆さん本当にありがとうございました。「早起きは三文以上の得!」ですね。

【SSM2015実行委員 辻 伸弘(ソフトバンク・テクノロジー)】

SPRADサポーターズ・ミーティング2015 参加者レポート

去る3月7日、第一回SPREADサポーターズ・ミーティングが開催されました。

常日頃から素人ながら情報セキュリティに興味を持ち、自分のブログにセキュリティ情報等を時々書いている私は、以前からSPREADさんの活動に興味を持っておりました。が、しかし、サポーターになるためにはSPREADさんの資格検定試験を受験しなければならず、二の足を踏んでいたのです。

今回「一般枠」での参加者募集があったので、ワクワクしながら参加させて頂きました。以前「勉強会」に参加させて頂いたことがあるのですが、今回もIT業界で仕事をしていらっしゃるプロの方の参加も多く、素人の私にはやや敷居が高い感もありましたが非常に勉強になりました。

特に「ハンズオン・ワークショップ」は実際にちょっとしたパソコンの修復作業の勉強で、良い経験をさせて頂きました。我が班はIEを壊して しまったのですが…。(汗)その節は申し訳ありませんでした。陳謝いたします。

スマイリーキクチさんの講演はネットでの誹謗中傷の実体験のお話で、拝聴していて悲しい気持ちになりました。誹謗中傷する人が一番悪いのですが、警察も弁護士さんももっとインターネットに精通(または理解)してくれていたら解決までに10年もかからなかったのではないか?と思えてなりません。

今年の5月にサポーターの試験を受験しますが、「「置き去りにしないセキュリティ」をキーワードに一般ユーザーに対してセキュリティ面でのサポートを提供する人材」になりたいと思っています。

ITに精通すれば防げる事件や災難も多いのではないかなと思います。他人を守ること(セキュリティに関することを教える)は、自分を守ることにつながっていくと考えています。なぜなら、みんなインターネットでつながっているのだから。

【K.U. 東京都在住 50代男性】

こんなに理不尽な目にあったのに、スマイリーキクチさんはこの日も スマイリーでした。前から一度ご本人から直にお話を聞きたかったので、念願叶いました。前例のない、いや、自身が前例となったネットの中誹謗中傷との闘いのお話でした。正直、自分の中では「その場の感情でネットに誹謗中傷を拡散したらだめだよ」という結論に落ち着ききれない、ネット本来の自由と、その自由の無秩序の暴走との間で、居心地の悪い考えのまとまらなさが残りました。

ハンズオンでは、想定できたシナリオだったので、解決自体はどうということはありませんでした。しかし、直すのが使命とはいえ、パソコンもその中の情報もひとさまの財産。「じゃ、どこまでやっていいの?」という問題に直面して考えた解決が、ベストな対応でなかったと分かったのは大きな収穫でした。

七條さんの「ネットの駆け込み寺」のお話、先進的な取り組みのこれまでの蓄積を感じました。とくに、大分県では窓口レベルで対応で対処できるようになっているということに、感心しました。かなりナマナマしい実例で、相談を受ける最前線の実情を今後の地震の活動にも活かしていきたいと想いました。これは、キクチさんのお話とも共通するのですが、やはり考え続けるしかないのですね。

ネットなどを通じて不幸になる人が、ひとりでも減って欲しい、力になりたいという思いを、後押ししてもらういい機会でした。SPREADの主催者、 講師、出席者の皆様に感謝申し上げます。

【T.S. 東京都在住 30代男性】

Facebookの「SPREAD情報セキュリティ勉強会」グループで今回の勉強会の情報を知り、参加しました。スマイリーキクチさんの講演があるというのが参加を決めたきっかけです。

まずキクチさんの講演について書きます。ネットでの発言にも責任が伴うという基本をわきまえず、独り善がりの正義が向けられるという恐怖は筆舌に尽くしがたいものだと感じました。加害者は無邪気に、そして自分のストレス発散も兼ねてリンチを行なっていたのでしょうが、どのような理由にしろ、リンチを許してはいけないと思います。

所謂ネットで流れてきた情報を鵜呑みにすることなく、自分で情報の信頼性を判断できるようになることが大事だと感じました。加害者の一人は「私には将来があるので許してください」というような事を言ったそうですが、同じことは被害者にも言える事なのです。兎に角、リンチはいけないと思いました。

後半の実習ですが、依頼人から被害の状況を聞いたり、依頼人の希望を本当の意味で遂行する事は、意外に難しいものだなと思いました。1チーム、ブラウザが動かなくなるアクシデントがありましたが我々のチームも一歩間違えたらそうなる危険もあったわけですので、こういう作業は慎重に行なわなければならないと感じました。また機会があったら参加したいです。

【H. T. 埼玉県在住 40代男性】

女性起業家向けWEBマーケティングセミナーを開催していますが、Facebookやソーシャルメディア、パソコンを用いたセミナーをやっています。

どうしてもパソコントラブル等の相談が入ってきてしまう関係でインターネットセキュリティの話は切ってもきれません。セキュリティに関して、最新のトレンドをキャッチアップするためにも参加させて頂きました。大変ためになる勉強会ありがとうございました!

【K.M. 横浜在住 30代女性】