マイクロソフト社から2016年2月10日にセキュリティ更新プログラムが公開されました。
Microsoft Windows、Internet Explorer、Microsoft Edge、Microsoft Office等に対する緊急6件、重要7件の更新プログラムです。
◆対策方法
パソコンを危険な状態から回避するためには、マイクロソフト社が提供するWindows Updateを実行して、更新プログラムを適用してください。
Adobe Flash Playerについても脆弱性を修正するアップデートが公開されていますので、利用されている方はできるだけ早めにアップデートしてください。無料のソフトウェアは使っていないつもりでもダウンロードしている可能性があります。ご自分のパソコンを確認してみてくださいね。
★現在使用中のFlash Playerのバージョンを確認する方法
http://www.adobe.com/jp/software/flash/about/
(Flashを無効あるいは利用していない場合は画面右上に現在利用中のバージョンが表示されません)
自分の使用しているバージョンが最新でない場合はアップデートを。最新バージョンをインストールする際は、必ず公式サイトからダウンロードしてください。気がつかないうちに必要のないソフトウェアが一緒にインストールされる場合もありますので、内容をよく確認してOKを押してください。
Adobe、Flash PlayerやPhotoshopの脆弱性を修正 (IT media)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1602/10/news058.html
「Adobe Flash Player」に22件の脆弱性 – 更新は72時間以内に (Security NEXT)
http://www.security-next.com/066768
利用しているブラウザによってはFlash単体ではなくブラウザのアップデートを行う必要があります。普段からブラウザも最新の状態にしておいてください。
今回Javaについては古いバージョンの脆弱性が見つかり、ダウンロードしたままの古いバージョンなどについても削除、必ず正規サイトでの最新版への更新を呼びかけています。こちらもご確認ください。
★現在使用中のJavaのバージョンを確認する方法
http://java.com/ja/download/installed.jsp
2月のマイクロソフトによるセキュリティ情報の概要
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms16-Feb
自動アップデートに設定されている方は自動的にアップデートが実行されますが、設定時間に電源が入っていない、ネットにつながっていない場合はアップデートされませんので、可能であれば手動でWindows Updateを実行されることをおすすめします。
その他の参考情報
Google、「Chrome 48」の更新版を公開(IT media)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1602/10/news060.html
Java SEにあらたな脆弱性、旧版は完全に削除を – 不正サイト誘導に注意(Security NEXT)
http://www.security-next.com/066685
※Windows Updateの利用方法はこちらをご覧ください。
※Windows UpdateとMicrosoft Updateってどう違うの?という方はこちらをご覧ください。
2016/02/10