マイクロソフト社から2016年3月9日にセキュリティ更新プログラムが公開されました。
Microsoft Windows、Internet Explorer、Microsoft Edge、Microsoft Office等に対する緊急5件、重要8件の更新プログラムです。
◆対策方法
パソコンを危険な状態から回避するためには、マイクロソフト社が提供するWindows Updateを実行して、更新プログラムを適用してください。
Adobe Acrobat, Readerに関しても深刻な脆弱性の修正含む
アップデートが公開されいています。なるべく早くこちらもアップデートをおすすめします。
無料のソフトウェアは使っていないつもりでもダウンロードしている可能性があります。ご自分のパソコンを確認してみてくださいね。
★現在使用中のAdobe Readerのバージョンを確認する方法
https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/8310.html
自分の使用しているバージョンが最新でない場合はアップデートを。最新バージョンをインストールする際は、必ず公式サイトからダウンロードしてください。気がつかないうちに必要のないソフトウェアが一緒にインストールされる場合もありますので、内容をよく確認してOKを押してください。
Adobe、AcrobatやReaderの脆弱性を修正 Flash Playerも近日更新へ (IT media)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1603/09/news061.html
「Adobe Acrobat/Reader」に深刻な脆弱性 – アップデートがリリース (Security NEXT)
http://www.security-next.com/067637
利用しているブラウザによってはFlash単体ではなくブラウザのアップデートを行う必要があります。普段からブラウザも最新の状態にしておいてください。Google Chrome、Firefoxはアップデートをすでに公開していますので、利用されている方はアップデートを。
3月のマイクロソフトによるセキュリティ情報の概要
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms16-mar
自動アップデートに設定されている方は自動的にアップデートが実行されますが、設定時間に電源が入っていない、ネットにつながっていない場合はアップデートされませんので、可能であれば手動でWindows Updateを実行されることをおすすめします。
その他の参考情報
Microsoft、13件の月例セキュリティ情報を公開 IEとEdgeに「緊急」あり(IT media)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1603/09/news059.html
※Windows Updateの利用方法はこちらをご覧ください。
※Windows UpdateとMicrosoft Updateってどう違うの?という方はこちらをご覧ください。
2016/03/09