緊急8件、重要8件
マイクロソフト社から2016年5月11日にセキュリティ更新プログラムが公開されました。
Microsoft Windows、Internet Explorer、Microsoft Edge、Microsoft Office等に対する緊急8件、重要8件の更新プログラムです。
◆対策方法
パソコンを危険な状態から回避するためには、マイクロソフト社が提供するWindows Updateを実行して、更新プログラムを適用してください。
5月のマイクロソフトによるセキュリティ情報の概要
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms16-may
自動アップデートに設定されている方は自動的にアップデートが実行されますが、設定時間に電源が入っていない、ネットにつながっていない場合はアップデートされませんので、可能であれば手動でWindows Updateを実行されることをおすすめします。
※Windows Updateの利用方法はこちらをご覧ください。
※Windows UpdateとMicrosoft Updateってどう違うの?という方はこちらをご覧ください。
Adobe Acrobat/ReaderとFlash Playerも
Adobe Acrobat/Reader ならびに Flash Playerに関しても深刻な脆弱性の修正含むアップデートが公開、また公開を予定されています。Acrobat/Readerは本日11日すでに公開、Flash Playerに関しては今夜あるいは明日には公開を予定しています。こちらについてもなるべく早めのアップデートをおすすめします。
無料のソフトウェアは使っていないつもりでもダウンロードしている可能性があります。ご自分のパソコンを確認してみてくださいね。
★現在使用中のAdobe Readerのバージョンを確認する方法
https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/8310.html
★現在使用中のAdobe FlashPlayerのバージョンを確認する方法
http://www.adobe.com/jp/software/flash/about/
Flash Playerは21.0.0.226以前のバージョンの場合は脆弱性がある状態ですので最新バージョンにアップデートを。最新バージョンをインストールする際は、必ず公式サイトからダウンロードしてください。気がつかないうちに必要のないソフトウェアが一緒にインストールされる場合もありますので、内容をよく確認してOKを押してください。
利用しているブラウザによってはFlash単体ではなくブラウザのアップデートを行う必要があります。普段からブラウザも最新の状態にしておいてください。
その他の参考情報
Adobe AcrobatとReader、ColdFusionに脆弱性、アップデートで修正(IT media)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1605/11/news069.html
「Adobe Acrobat/Reader」が脆弱性92件を修正
- ゼロデイ攻撃は未確認(Security NEXT)
http://www.security-next.com/069713
Flash Playerに脆弱性、悪用攻撃も Adobeがアップデートを予告(IT media)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1605/06/news048.html
Flash Playerにゼロデイ攻撃 - Adobeが更新を準備中(Security NEXT)
http://www.security-next.com/069709
2016/05/11