緊急6件、重要5件
マイクロソフト社から2016年7月13日にセキュリティ更新プログラムが公開されました。
Microsoft Windows、Internet Explorer、Microsoft Edge、Microsoft Office等に対する緊急6件、重要5件の更新プログラムです。(再起動が必要です)
◆対策方法
パソコンを危険な状態から回避するためには、マイクロソフト社が提供するWindows Updateを実行して、更新プログラムを適用してください。
7月のマイクロソフトによるセキュリティ情報の概要
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms16-Jul
自動アップデートに設定されている方は自動的にアップデートが実行されますが、設定時間に電源が入っていない、ネットにつながっていない場合はアップデートされませんので、可能であれば手動でWindows Updateを実行されることをおすすめします。
※Windows Updateの利用方法はこちらをご覧ください。
※Windows UpdateとMicrosoft Updateってどう違うの?という方はこちらをご覧ください。
Adobe Flash Player、Adobe Acrobat / Reader も
Adobe Flash PlayerならびにAdobe Acrobat/Reader関しても深刻な脆弱性の修正含むアップデートの公開されました。こちらもなるべく早めのアップデートをおすすめします。
無料のソフトウェアは使っていないつもりでもダウンロードしている可能性があります。ご自分のパソコンを確認してみてくださいね。
★現在使用中のAdobe FlashPlayerのバージョンを確認する方法
http://www.adobe.com/jp/software/flash/about/
★現在使用中のAdobe Readerのバージョンを確認する方法
https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/8310.html
Flash Playerは22.0.0.209より前のバージョンの場合は脆弱性がある状態ですので最新バージョンにアップデートを。最新バージョンをインストールする際は、必ず公式サイトからダウンロードしてください。気がつかないうちに必要のないソフトウェアが一緒にインストールされる場合もありますので、内容をよく確認してOKを押してください。
利用しているブラウザによってはFlash単体ではなくブラウザのアップデートを行う必要があります。普段からブラウザも最新の状態にしておいてください。
その他の参考情報
「Flash Player」がセキュリティアップデート、52件の脆弱性を修正 (Internet Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1010053.html
【速報】「Adobe Flash Player」のセキュリティ更新が公開 - 脆弱性52件へ対応(Security NEXT)
http://www.security-next.com/071896
「Adobe Acrobat/Reader」がセキュリティアップデート、30件の脆弱性を修正(Internet Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1010067.html
2016/07/13