緊急5件、重要4件、警告1件

マイクロソフト社から2016年10月12日にセキュリティ更新プログラムが公開されました。

Microsoft Windows、Internet Explorer、Microsoft Edge、Microsoft Office等に対する緊急5件重要4件、警告1件の更新プログラムです。(再起動が必要です)

◆対策方法

パソコンを危険な状態から回避するためには、マイクロソフト社が提供するWindows Updateを実行して、更新プログラムを適用してください。

10月のマイクロソフトによるセキュリティ情報の概要
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms16-oct

自動アップデートに設定されている方は自動的にアップデートが実行されますが、設定時間に電源が入っていない、ネットにつながっていない場合はアップデートされませんので、可能であれば手動でWindows Updateを実行されることをおすすめします。

※Windows Updateの利用方法はこちらをご覧ください。

※Windows UpdateとMicrosoft Updateってどう違うの?という方はこちらをご覧ください。

今日はアップデートの日!

今日はアップデートの日!

Adobe Flash Playerも早急にアップデートを!

Adobe Flash PlayerならびにAdobe Acrobat ReaderCreative Cloud Desktop Applicationの多数の脆弱性の修正含むアップデートが公開されました。こちらもなるべく早めのアップデートをおすすめします。

無料のソフトウェアは使っていないつもりでもダウンロードしている可能性があります。ご自分のパソコンを確認してみてくださいね。GoogleのだしているChromeもFlash Playerのセキュリティ修正を含むアップデートが公開されていますので、ブラウザのアップデートも忘れずにしてください。Internet Explorer、Microsoft EdgeについてはWindowsのアップデートに含まれています。

★現在使用中のAdobe FlashPlayerのバージョンを確認する方法
http://www.adobe.com/jp/software/flash/about/

★現在使用中のAdobe Readerのバージョンを確認する方法
https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/8310.html

Flash Playerは23.0.0.162より前のバージョンの場合は脆弱性がある状態ですので最新バージョンにアップデートを(最新版は23.0.0.185)。最新バージョンをインストールする際は、必ず公式サイトからダウンロードしてください。気がつかないうちに必要のないソフトウェアが一緒にインストールされる場合もありますので、内容をよく確認してOKを押してください。

利用しているブラウザによってはFlash単体ではなくブラウザのアップデートを行う必要があります。普段からブラウザも最新の状態にしておいてください。

その他の参考情報

Microsoft、10件の月例セキュリティ情報を公開 新しい更新モデルもスタート(ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1610/12/news057.html

「Adobe Flash Player」に12件の脆弱性 - 修正版がリリース(SecurityNEXT)
http://www.security-next.com/074668

Adobe、AcrobatやFlash Playerなどの更新版を一挙公開(ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1610/12/news058.html

 

2016/10/12