緊急6件、重要6件
マイクロソフト社から2016年12月14日にセキュリティ更新プログラムが公開されました。
Microsoft Windows、Internet Explorer、Microsoft Edge、Microsoft Office等に対する緊急6件、重要6件の更新プログラムです。(再起動が必要です)
◆対策方法
パソコンを危険な状態から回避するためには、マイクロソフト社が提供するWindows Updateを実行して、更新プログラムを適用してください。
12月のマイクロソフトによるセキュリティ情報の概要
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms16-dec
自動アップデートに設定されている方は自動的にアップデートが実行されますが、設定時間に電源が入っていない、ネットにつながっていない場合はアップデートされませんので、可能であれば手動でWindows Updateを実行されることをおすすめします。
※Windows Updateの利用方法はこちらをご覧ください。
※Windows UpdateとMicrosoft Updateってどう違うの?という方はこちらをご覧ください。
Adobe Flash Playerも早急にアップデートを!
Adobe Flash Playerの複数の深刻な脆弱性の修正含むアップデートが公開されました。今回はすでに攻撃に悪用されている脆弱性の修正も含まれていますので、こちらもなるべく早めのアップデートをおすすめします。
無料のソフトウェアは使っていないつもりでもダウンロードしている可能性があります。ご自分のパソコンを確認してみてくださいね。GoogleのだしているChromeやFirefoxなどのブラウザもアップデートが公開されていますので、ブラウザのアップデートも忘れずにしてください。Internet Explorer、Microsoft EdgeについてはWindowsのアップデートに含まれています。
★現在使用中のAdobe FlashPlayerのバージョンを確認する方法
http://www.adobe.com/jp/software/flash/about/★現在使用中のAdobe Readerのバージョンを確認する方法
https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/8310.html
Flash Playerは最新版24.0.0.186より前のバージョンの場合は脆弱性がある状態ですので最新バージョンにアップデートを。最新バージョンをインストールする際は、必ず公式サイトからダウンロードしてください。気がつかないうちに必要のないソフトウェアが一緒にインストールされる場合もありますので、内容をよく確認してOKを押してください。
利用しているブラウザによってはFlash単体ではなくブラウザのアップデートを行う必要があります。普段からブラウザも最新の状態にしておいてください。
その他の参考情報
MSが12月の月例パッチ公開、IEの脆弱性修正など計12件(INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1034998.html
Microsoft、12件の月例セキュリティ情報を公開 IEやEdgeに「緊急」の脆弱性(ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1612/14/news071.html
Adobe Flash Playerの更新が公開- 標的型攻撃に用いられているゼロデイ脆弱性を修正(SecurityNEXT)
http://www.security-next.com/076663
Adobeが脆弱性修正パッチ公開、
「Flash」「InDesign」「Animate」「Digital Editions」など11製品で(INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1035020.html
macOS SierraやSafari、Windows向けiCloudとiTunesの更新版公開 深刻な脆弱性が多数(ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1612/14/news073.html
13件の脆弱性を修正した「Firefox」v50.1.0が公開(窓の杜)
http://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1035021.html
2016/12/14