Adobe製品も含めた月例アップデート
マイクロソフト社から2018年2月14日にセキュリティ更新プログラムが公開されました。
Microsoft Windows、Microsoft Edge、Internet Explorer、Microsoft Office等に対する更新プログラムです。できるだけ早急にアップデートしてください。
なお、先日臨時のセキュリティアップデートのあったFlash Playerの脆弱性もありますのであわせて最新の状態にしてください。
サポートが終了しているXPやVistaは今後新しい脅威が出た時のアップデートはありません。サポートの終了しているOSをお使いの方は早急に新しいOSに変更することをおすすめします。Office製品も同様に古いバージョンはアップデートされませんので新しいバージョンのOfficeアプリケーションまたはOffice365などのご利用をお勧めします。
◆対策方法
パソコンを危険な状態から回避するためには、マイクロソフト社が提供するWindows Updateを実行して、更新プログラムを適用してください。
また、2017年4月からマイクロソフトによるセキュリティ更新プログラムの公開方法が変わりました。
従来の「MSxx-xxx」と言った形でのサマリーの掲載がなくなり、ポータルサイトでの情報の提供となりました。
マイクロソフトによる2018年2月のセキュリティ更新プログラム (月例)
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2018/02/14/201802-security-updates/
マイクロソフトによるセキュリティ更新プログラム ガイド(詳細が見たい方はこちら)
https://portal.msrc.microsoft.com/ja-jp/security-guidance
セキュリティ更新プログラム ガイド (Security Update Guide) を使ってみよう(使い方が知りたい方はこちら)
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2017/04/14/sug/
自動アップデートに設定されている方は自動的にアップデートが実行されますが、設定時間に電源が入っていない、ネットにつながっていない場合はアップデートされませんので、可能であれば手動でWindows Updateを実行されることをおすすめします。
※Windows Updateの利用方法はこちらをご覧ください。
※Windows UpdateとMicrosoft Updateってどう違うの?という方はこちらをご覧ください。
「2018 年 2 月のセキュリティ更新プログラム (月例)」で今月公開したセキュリティ更新プログラムについて解説しています。https://t.co/YfBhgKoFl0
— マイクロソフト セキュリティチーム (@JSECTEAM) 2018年2月13日
Adobe Acrobat DC、Adobe Acrobat Reader DCもあわせてアップデートを!
Adobe Flash Player に関しても先日臨時のアップデートがありました。
またAdobe Acrobat DC、Adobe Acrobat Reader DC についても
深刻な脆弱性の修正含むアップデートが公開されました。
こちらもなるべく早めのアップデートをおすすめします。
無料のソフトウェアは使っていないつもりでもダウンロードしている
可能性があります。ご自分のパソコンを確認してみてくださいね。
Flash Playerはブラウザの機能として含まれていることがあるので
この機会にブラウザのアップデートも忘れずにしてください。
★現在使用中のAdobe FlashPlayerのバージョンを確認する方法
https://helpx.adobe.com/jp/flash-player.html★現在使用中のAdobe Reader DCのバージョンを確認する方法
https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/cq04091748.html
Flash Playerは現時点での最新版は28.0.0.161。
これより前のバージョンの場合は脆弱性がある状態ですので
最新バージョンにアップデートを。
最新バージョンをインストールする際は、必ず公式サイトから
ダウンロードしてください。
Adobe Flash Playerダウンロード公式サイト
https://get.adobe.com/flashplayer/
Adobe Acrobat Reader DC は現時点での最新版は2018.011.20035。
これより前のバージョンの場合は脆弱性がある状態ですので
最新バージョンにアップデートを。
最新バージョンをインストールする際は、必ず公式サイトから
ダウンロードしてください。
Adobe Acrobat Reader DCダウンロード公式サイト
https://acrobat.adobe.com/jp/ja/acrobat/pdf-reader.html
気がつかないうちに必要のないソフトウェアが一緒にインストール
される場合もありますので、内容をよく確認してOKを押してください。
利用しているブラウザによってはFlash単体ではなくブラウザのアップデートを
行う必要があります。普段からブラウザも最新の状態にしておいてください。
すぐにアップデートできない場合、ブラウザの設定でFlashを無効にしたり
表示を制限することをおすすめします。その後忘れずにアップデートしてください。
その他の参考情報
Microsoft、2月の月例セキュリティ更新プログラム公開 計50件の脆弱性を修正 (ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1802/14/news065.html
MS、月例パッチで50件の脆弱性を修正 - 一部公開済みの脆弱性も (Security NEXT)
http://www.security-next.com/090116
Microsoftが2月の月例パッチ公開、“緊急”はMicrosoft Edge/IE11など (INTERNET Watch)
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1106350.html
セキュリティ情報に追加された「優先度」について (Adobe)
https://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/policy-pricing/cpsid_93337.html
Flash Playerの臨時アップデート公開、未解決だった脆弱性に対処 (ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1802/07/news052.html
Adobe、ゼロデイ脆弱性を修正した「Adobe Flash Player」v28.0.0.161を緊急公開 (窓の杜)
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1105256.html
Adobe、AcrobatとReaderの深刻な脆弱性を修正 (ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1802/14/news071.html
「Adobe Acrobat/Reader」にセキュリティ更新 - 脆弱性41件を修正 (Security NEXT)
http://www.security-next.com/090090
Adobe、「Acrobat DC」「Acrobat Reader DC」の定例更新を公開 ~41件の脆弱性を修正 (窓の杜)
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1106303.html
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2018/02/14