マイクロソフトより Microsoft Windows、Microsoft Edge、 Internet Explorer、Microsoft Office等に対する脆弱性を修正するアップデート
マイクロソフト社から2018年4月11日にセキュリティ更新プログラムが公開されました。
Microsoft Windows、Microsoft Edge、Internet Explorer、Microsoft Office等に対する更新プログラムです。できるだけ早急にアップデートしてください。
サポートが終了しているXPやVistaは今後新しい脅威が出た時のアップデートはありません。サポートの終了しているOSをお使いの方は早急に新しいOSに変更することをおすすめします。Office製品も同様に古いバージョンはアップデートされませんので新しいバージョンのOfficeアプリケーションまたはOffice365などのご利用をお勧めします。
◆対策方法
パソコンを危険な状態から回避するためには、マイクロソフト社が提供するWindows Updateを実行して、更新プログラムを適用してください。
また、2017年4月からマイクロソフトによるセキュリティ更新プログラムの公開方法が変わりました。
従来の「MSxx-xxx」と言った形でのサマリーの掲載がなくなり、ポータルサイトでの情報の提供となりました。
マイクロソフトによる2018年4月のセキュリティ更新プログラム (月例)
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2018/04/11/201804-security-updates/
マイクロソフトによるセキュリティ更新プログラム ガイド(詳細が見たい方はこちら)
https://portal.msrc.microsoft.com/ja-jp/security-guidance
セキュリティ更新プログラム ガイド (Security Update Guide) を使ってみよう(使い方が知りたい方はこちら)
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2017/04/14/sug/
自動アップデートに設定されている方は自動的にアップデートが実行されますが、設定時間に電源が入っていない、ネットにつながっていない場合はアップデートされませんので、可能であれば手動でWindows Updateを実行されることをおすすめします。
※Windows Updateの利用方法はこちらをご覧ください。
※Windows UpdateとMicrosoft Updateってどう違うの?という方はこちらをご覧ください。
「2018 年 4 月のセキュリティ更新プログラム (月例)」で今月公開したセキュリティ更新プログラムについて解説しています。https://t.co/biMvzX4hOD
— マイクロソフト セキュリティチーム (@JSECTEAM) 2018年4月10日
参考情報
Microsoftが月例セキュリティ更新プログラム公開、60件以上の脆弱性に対処 (ITmediaエンタープライズ)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1804/11/news061.html
4月のMS月例パッチ、「緊急」22件含む脆弱性65件を修正(Security NEXT)
http://www.security-next.com/092148
Microsoft、2018年4月の月例セキュリティアップデートを公開(窓の杜)
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1116464.html
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Adobe Flash Player のアップデートも忘れずに!
Adobe Flash Player に関しても深刻な脆弱性の修正を含むセキュリティアップデートがありました。
こちらもなるべく早めのアップデートをおすすめします。
無料のソフトウェアは使っていないつもりでもダウンロードしている
可能性があります。ご自分のパソコンを確認してみてくださいね。
Flash Playerはブラウザの機能として含まれていることがあるので
この機会にブラウザのアップデートも忘れずにしてください。
★現在使用中のAdobe FlashPlayerのバージョンを確認する方法
https://helpx.adobe.com/jp/flash-player.html★現在使用中のAdobe Reader DCのバージョンを確認する方法
https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/cq04091748.html
Flash Playerは現時点での最新版は29.0.0.140。
これより前のバージョンの場合は脆弱性がある状態ですので
最新バージョンにアップデートを。
最新バージョンをインストールする際は、必ず公式サイトから
ダウンロードしてください。
Adobe Flash Playerダウンロード公式サイト
https://get.adobe.com/flashplayer/
気がつかないうちに必要のないソフトウェアが一緒にインストール
される場合もありますので、内容をよく確認してOKを押してください。
利用しているブラウザによってはFlash単体ではなくブラウザのアップデートを
行う必要があります。普段からブラウザも最新の状態にしておいてください。
すぐにアップデートできない場合、ブラウザの設定でFlashを無効にしたり
表示を制限することをおすすめします。その後忘れずにアップデートしてください。
Adobe参考情報
Adobe Flash Playerの深刻な脆弱性を修正するセキュリティアップデートが公開されました。
更新プログラムの適用優先度はWindowsとMac、Chrome OSでは「2」、
Linuxでは「3」とされており、なるべく早いアップデートをおすすめします。
セキュリティ情報に追加された「優先度」について (Adobe)
https://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/policy-pricing/cpsid_93337.html
「Adobe Flash Player」のアップデートが公開 - 深刻な脆弱性3件など修正 (Security NEXT)
http://www.security-next.com/092140
Flash Playerの更新版公開、複数の深刻な脆弱性を修正 (ITmediaエンタープライズ)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1804/11/news064.html
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Chromeなどブラウザ側でアップデートを行う場合もありますので、
同時にお使いのブラウザのアップデートも確認すると安心です。
2018/04/11